大瀧建築スタッフブログ

先日、法隆寺の昭和大修復や法輪寺三重塔などの再建を手掛け


「最後の宮大工」と言われた男・・・宮大工 棟梁 西岡常一の


ドキュメンタリー映画を観に行ってきました





西岡棟梁と言えば日本の「宮大工」として最も有名な人物のお一人です！


今回の映画の中で語られていた


千年の時を受け継ぐ木造建築の素晴らしさを始め


「諸諸の技法は、一日にして成らず」


「木の癖組は工人たちの心組み」


「手間を惜しんではいけない」、「ごまかしの仕事はするな」等々


日々現場で仕事をする者にとって、とても重要なお言葉です！


現代建築における、大量生産化や簡略化、簡素化を考えさせられる


場面でもありました。


そして何より、職人としての在り方を考える機会を与えてくれた


職人気質に尽きるドキュメンタリー映画でした



西岡常一 棟梁紹介


明治41年奈良県生まれ。木のいのちを生かし千年の建物を構築する。

法輪寺三重塔、薬師寺金堂・西塔の再建を棟梁として手がけ

飛鳥時代から受け継がれていた寺院建築の技術を後世に伝え

「最後の宮大工」と称せられる。